「今持っている不動産ってどれくらいの価値があるんだろう?」と考えたことはありますか?
どの不動産会社に見積もりを依頼するかによって、時には数千万円もの違いが出ることも。
そこでおススメなのが不動産一括査定サイト。 この記事では、おススメの不動産一括査定サイトや、利用する際のメリット・デメリットなどについて詳しくご説明します。
不動産一括査定サイトを利用する際のメリット&デメリット
【メリット】
- 個人情報や物件情報の登録が一度で済む。
- 複数の不動産会社に問い合わせしなくても、簡単に査定してもらえる。
- 一番高い査定額を提示してくれる不動産会社がすぐに見つかる。
【デメリット】
- 一括査定サイトに参加している不動産会社は全体のほんの一部。
- 複数の不動産会社から同時に勧誘されることも。
- 高めの査定額を提示されることもあるが、その金額で売れるとは限らない。
不動産を売りたい、と思っても、複数の不動産会社に出向いて査定をしてもらうのはけっこう大変ですよね。
知識があまりないと思われると、足元を見られて安い金額を提示されることも。
その点、一括査定サイトを利用すれば、一度情報を入力すれば複数の不動産会社に査定を依頼できるので、
簡単に一番高い査定額を提示してくれる不動産会社を見つけることができます。
とはいえ、全国には不動産を取り扱う業者が12万社もあり、一括査定サイトに参加している業者はその中でもほんの一部です。
もしかしたら、さらに高い金額で査定してくれる不動産会社があるかもしれないことや、
複数の不動産会社から営業の電話が一気にかかってくるかもしれないという事をふまえたうえで、一括査定サイトを利用するようにしましょう。
不動産一括査定サイトを利用するときの4つの注意点
査定額≠売却価格
査定額とは
だいたいいくらくらいで売り出すかの目安となる金額です。
実際に不動産を売る際には買い手側が値引き交渉をして、提示された金額より少し安い金額で売買契約が成立することが多いので、査定額を高く提示した不動産会社を選べば、確実に高い金額で売却できるとも限りません。
査定額だけに注目して安易に不動産会社を選ぶのはあまりおススメできません。
あまり高い金額で売り出せば、いつまでも買い手がつかないというリスクもあります。
不動産会社を決める時には査定額だけでなく、その会社の
「売り出し力」にも注目して選ぶと、より良い売買取引ができると思います。
訪問査定と簡易査定って?
査定方法には「訪問査定」と「簡易査定」があります。
訪問査定とは、実際に不動産会社の人が現場へ出向き、
不動産の状態や周囲の環境なども踏まえたうえで査定する方法です。
実際に見てみて初めて分かることもあるので、訪問査定のほうが、より正確な査定ができると言えますが、複数の不動産会社に訪問査定を依頼すると、その都度対応しなくてはいけないので、手間のかかる方法でもあります。
一方の簡易査定とは、
物件の種類や住所などをオンライン上で入力するだけでおおよその査定額を出す方法なので、簡単ですが不動産会社によって差が出たり、査定額の精度が落ちることもあります。
おおよその目安を知りたいだけで、本当に売却する気はまだない、という程度であれば、簡易査定で十分ではないでしょうか。
何社くらいに査定依頼すればいい?
物件の住所にもよりますが、たくさんの不動産会社が候補に出る場合もあります。
そのような場合、何社くらいに見積もりを依頼すればよいのでしょうか?
あまり多くの会社に依頼を出すと、その後各社への対応が大きな負担になってしまうので、ある程度絞ったほうが良いでしょう。
とはいえ、相場から大きく外れた査定額を提示してくる不動産会社もあるため、
少なくとも3~4社、できれば5~6社くらいから見積もりを取りましょう。
そうすれば、悪徳業者や、査定力のない業者を見極めるのに十分な材料となります。
サイトごとに、連携している不動産会社が異なる。
当然のことですが、
サイトごとに連携している不動産会社は異なっています。
連携会社の数が多ければ、それだけ自分に合った不動産会社に出会える可能性は高まりますが、場合によっては、
連携会社の登録数が少ないサイトにだけ一番良い不動産会社が登録されている場合や、
どこの一括査定サイトにも登録していない地元の不動産会社が一番あなたの希望に合った不動産会社かもしれません。
物件の住所や、売り出しの際の条件や希望によって最良の不動産会社は異なってくるので、「○○のサイトが絶対に一番!」とも言い切れないのが難しいところですが、その点を十分に理解したうえで賢く一括査定サイトを利用するようにしましょう。